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米リップル、タイの国際送金会社と提携

DeeMoneyがRippleNetを導入。タイの非金融機関で初

(Image: Shutterstock.com)

米リップルは3月18日、タイの国際送金会社DeeMoneyとの提携を発表した。同社はリップルの国際送金ネットワークRippleNetに加盟し、すでに他国からタイへのインバウンドのリアルタイム送金において同技術を活用している。今後はタイから他国へのアウトバウンドの国際送金においても導入を進めるとしている。

DeeMoneyは、タイで初めてRippleNetを導入する非金融機関になるとのこと。同社は発表時点で韓国・インドネシア・シンガポール・イスラエル、中東や湾岸諸国の地域からタイへの送金で同技術を活用中だという。同社はタイにあるすべての銀行口座にリアルタイム決済を提供し、タイの金融の民主化を目指すとのこと。

米リップルが提供するRippleNetは、同社が開発する分散型台帳技術「xCurrent」、仮想通貨XRPを活用する国際送金システム「xRapid」、外部のシステムからRippleNetへの接続を可能とする「xVia」といったソフトウェアで構成される、国際送金を目的とする決済ネットワークソリューションである。