マンガでわかるブロックチェーン

第10回

ブロックチェーンで町おこし!? 〜スマートシティ(後編)

[企画・原作:森 一弥]
[作画:佐倉 イサミ]

主人公・仲元サラが派遣会社を通じてやってきたのはブロックチェーンを主な事業とする会社。ITにも疎く、ブロックチェーンの「ぶ」の字も分からないサラは、果たしてこの会社で生き残れるのか!?話題のブロックチェーン技術を漫画で解説します。

なお、本記事はアステリア株式会社のオウンドメディア「in.LIVE」にて掲載されたものを再編集したものです。

次回「ブロックチェーンって結局どうなん!? (復習編)」につづく!

今回の補習授業|ポイントと用語解説

漫画の原作者である、アステリア株式会社 ブロックチェーン推進室長の森が、今回のお話の概要や会話に登場したキーワードについて簡単に解説します!

  • 地域通貨
    特定の地域で商品やサービスの対価として利用することができるもの。商店街が発行するお買い物券や、市区町村で発行されるものなどいろいろあると思われるが、紙のチケットとして販売される場合が多い。ブロックチェーンの登場で環境整備のコストがある程度抑えられたり、QRコードによって店舗の設備投資も抑えられたりもするので、電子的に検討するところが増えてきている。
  • スマートメーター
    電気、ガス、水道等のメーターでネットを経由してデータ収集出来るもののこと。人による検針が必要ないためコスト削減が出来る他、利用料の把握が1ヶ月単位ではなくなるため、例えば節電のアドバイス等、いろいろな用途が考えられる。
  • バーチャルパワープラント
    太陽光発電など個人宅でも発電できるようになっている現在、小規模な発電施設をまとめ、仮想的な発電所とする考え方。電力の需給調整など効率化で期待されている。

企画・原作:森 一弥

アステリア(旧インフォテリア)株式会社 ブロックチェーン事業推進室 室長 ストラテジスト。2012年よりインフォテリア勤務。2017年3月までは主力製品「ASTERIA WARP」のシニアプロダクトマネージャーとしてデータ連携製品の普及に務め、特に新技術との連携に力を入れる。 2017年4月より新設されたブロックチェーン事業推進室にて実証実験やコンサルティングなどを実施。またブロックチェーン推進協会(BCCC)では技術応用部会を立ち上げ、技術者へブロックチェーンアプリケーションの作り方を啓蒙している。

作画:佐倉 イサミ

7月5日、東京生まれ。「春風ふるさと観光協会」(KADOKAWA)、自転車女子×ごはんシリーズ(「ときめきごはん」少年画報社)など連載中。自転車ブログ「まるしばポタリング記