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ビットコイン取引所「MTGOX」が民事再生手続を開始 〜破産手続は中止

 株式会社MTGOXは6月22日、同日午後5時に東京地方裁判所より民事再生手続の開始が決定した。そのため、これまで進められてきた破産手続は中止となった。MTGOXの財産管理処分権限を有する弁護士の小林 信明氏が再生管財人に選任され、東京地方裁判所の監督のもと、MTGOXの財産管理、債権調査等の再生手続を遂行することが表明されている。本件に関する今後の手続や債権者集会の日時、コールセンターなどの情報は、同日公開された「民事再生手続開始決定のお知らせ」に記載されている。

 なお、3月7日の「第10回債権者集会配布資料」、3月17日の「第10回債権者集会報告書に関するQ&A」などにおいて、破産財団に約440億円の金銭が帰属していること、その金銭はBitcoinとBitcoin Cashを売却して確保したものであることが報告されていた。また、(Bitcoinがハードフォークして誕生した)Bitcoin GoldやBitcoin Diamondの売却に関しては何も決定していないことなどが報告されていたが、6月22日の「民事再生手続開始決定のお知らせ」においては「Bitcoin Cashなど、Bitcoinから分岐した仮想通貨の返還に関する債権も債権届出の対象となるのか」という質問に対し「届け出たBitcoin数に応じて、他の仮想通貨の債権も届け出たこととみなすことを想定しています」という回答に続けて「より詳細な情報は、追って本ウェブサイトにてお知らせします」とも記述されている。今後の民事再生手続の進展に注目が集まることが予想される。