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Gunosyがブロックチェーン関連事業に注力、同技術や独自仮想通貨のコンサル・開発等を行う合弁会社をAnyPayと設立へ

不動産領域向け活用の共同研究はツクルバと実施

LayerX(レイヤーエックス)代表取締役社長に就任予定のGunosy CEO福島 良典氏

 株式会社GunosyとAnyPay株式会社は7月12日、ブロックチェーン関連領域のサービス開発を行う合弁会社、株式会社LayerXの設立について合意したことを発表した。Gunosyの平成30年5月期 決算説明資料では、これまでの事業領域である「メディア」「広告」に「ブロックチェーン」「投資」を加えた4領域をカバーする総合インターネット企業を目指すことを打ち出している。さらにGunosyは先立って5月9日に、株式会社ツクルバとブロックチェーン技術の不動産領域への活用に向けた共同研究の開始も発表しており、同社がブロックチェーン関連事業に長期的に本腰を入れて取り組む姿勢がうかがえる。

Gunosyのブロックチェーン事業方針(平成30年5月期 決算説明資料より引用)

 ブロックチェーン技術はさまざまな分野に活用できる技術として注目を浴びる一方で、ブロックチェーンに関する情報や技術者不足が課題として見受けられることから、GunosyとAnyPayの両社は互いのブロックチェーンに関する知見を活かした課題解決のために合弁会社の設立に合意したという。

 合弁会社のLayerXは8月1日に設立予定で、代表取締役社長にはGunosy代表取締役・CEOの福島 良典氏が就任予定とのこと。ブロックチェーン技術に特化したコンサルティングや開発、自社サービスの開発・運営を行っていくとのこと。また、独自通貨の設計コンサルティングや開発、ハッキングを防ぐコード監査、技術サロンの運営などを行うトークン事業や、仮想通貨マイニングに関する事業などの展開も検討しているという。

 なお、Gunosyは、情報キュレーションアプリ「グノシー」など、機械学習を活かしたサービスを提供しているが、機械学習で培った技術力を活かし、ブロックチェーン技術の研究も行なっている。AnyPayは、わりかんアプリ「paymo(ペイモ)」などフィンテック領域のサービス展開や投資事業、ICO(Initial Coin Offering)のコンサルティング事業へ参入し、数社のICO実施のサポート実績がある。