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デジタルガレージ、ブロックチェーン活用のPHRサービスをウェルビーと共同開発

資本業務提携で、個人中心の健康・医療情報プラットフォームの構築を目指す

 株式会社デジタルガレージは8月1日、株式会社ウェルビーとの資本業務提携を発表した。同社の関連組織DG Labが研究開発を進めるブロックチェーンやAIなど最先端技術を活用し、個人が自らの健康に関する情報を収集、管理するPersonal Health Record(PHR)と呼ばれる分野に向けたサービスを、ウェルビーと共同開発していくことを明らかにした。

 デジタルガレージはDG Labを通じて、ブロックチェーン、AI、VR/AR、セキュリティ、バイオヘルスを重点分野とした次世代技術の開発を行っている。ウェルビーは、PHRサービスの分野で、慢性疾患の患者を対象とする、治療支援デジタルサービスの企画、開発、運用を行っている。提携を通じて両社は、ブロックチェーン技術など最新技術を活用し、PHRサービスの進化を図り、個人を中心とした健康・医療情報のプラットフォーム構築を目指す。

 今回の提携を契機にデジタルガレージは、新事業、サービス創出を加速していくという。ウェルビーとの共同開発により、予防医療や健康ポイントなどのサービス提供を見据えたプラットフォーム構築し、将来的には地方自治体、国保・健保、医療機関、保険会社など、健康関連事業者らとPHRを連携させることを目標としている。

 デジタルガレージは医療・介護だけでなく、持病や予防医療に対するサービスやインフラ整備を推進しながら、これらバイオテクノロジー、ヘルスケア関連事業を新たな事業の柱の1つにしていくとのこと。