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世界銀行、世界初のブロックチェーン債券の発行を豪連邦銀行へ委任

プラットフォームはMicrosoft Azure上で運用

 国際復興開発銀行(IBRD)は8月9日(現地時間)、世界初のブロックチェーン債券の発行をオーストラリア連邦銀行(CBA)へ委任した。プラットフォームは、ワシントンD.C.にてMicrosoft Azureで運用される。国際復興開発銀行とオーストラリア連邦銀行は今後、幅広い投資家との協議の期間を経て取引を開始する予定としている。

 国際復興開発銀行(International Bank for Reconstruction and Development:IBRD)は、1944年に創設されたワシントンD.C.に置く国際金融機関で、世界銀行グループの一員。貧困削減と持続可能な開発のため、毎年50~60億米ドルの債券を発行している。ブロックチェーンで運営される新しい債務商品は「bond-i」と呼ばれ、投資家から注目されているという。

 この世界銀行のブロックチェーン債券発行プラットフォームは、オーストラリア連邦銀行の「CBA Blockchain Center of Excellence」によって構築・開発された。Microsoftはシステムの運用機能、セキュリティ、規模の検証を行っている。この開発は、米資産運用大手のノーザン・トラスト、オーストラリア最大手のQBE保険、ビクトリア州財務省などの支援によって行われている。

 なお、オーストラリア連邦銀行は2017年1月に、ブロックチェーン債券発行プラットフォームを利用して国債の発行を行った実績がある。