仮想通貨(暗号資産)ニュース
総務省「情報通信白書」、二次利用しやすいHTML版とExcel・CSV・画像の各種データを公開
ブロックチェーンの概要・効果と課題・応用事例・金融分野での取り組みについて言及
2018年8月21日 11:23
総務省の「みんなで考える情報通信白書」Facebook公式アカウントは8月17日、平成30年版情報通信白書のHTML版と、Excel、CSV、画像の各種データを公開した。今回の情報通信白書では既報通り、生産性向上をもたらすIT技術の1つとしてブロックチェーンにも触れられており、情報通信白書のPDF版とEPUB版は7月3日に公開されている。情報通信白書は出典表示を条件として原則自由な二次利用が可能であり、二次利用や加工しやすいHTML版やExcel、CSV、画像のデータが公開されたことで、より活用が進むものと思われる。
情報通信白書HTML版でブロックチェーンについて触れられている箇所は、以下の通り。
- 第1部 第1章 第4節 コラム2 エストニアの事例(ページ下部)
- 第1部 第3章 第3節 3 ブロックチェーン (1)ブロックチェーンの概要
- 第1部 第3章 第3節 3 ブロックチェーン (2)ブロックチェーンの効果と課題
- 第1部 第3章 第3節 3 ブロックチェーン (3)ブロックチェーンの応用事例
- 第1部 第3章 第3節 3 ブロックチェーン (4)金融分野におけるブロックチェーン
また、情報通信白書にデータを掲載した調査研究報告書およびアンケート集計表も、同時に公開されている。ブロックチェーンについての調査研究報告書は、株式会社三菱総合研究所による「ICTによるイノベーションと新たなエコノミー形成に関する調査研究」。エストニアの事例に触れているのは、株式会社シード・プランニングの「海外におけるICTを活用した労働参加・質の向上及び新サービスの展開に関する調査研究」。