仮想通貨(暗号資産)ニュース

マネックスグループの米国子会社TradeStation、仮想通貨市場への参入を発表

仮想通貨トレーダー向けのオンライン仲介サービスを年内提供予定

 マネックスグループ株式会社は1月14日(米国時間)、米国の同グループ子会社であるTradeStation Group社(以下、トレードステーション社)より、2019年中の仮想通貨市場への参入を発表した。トレードステーション社は、子会社であるTradeStation Crypto社を通じて仮想通貨のトレーダーおよび投資家向けに、オンライン仲介サービスを提供する予定だという。

 トレードステーション社は、米国で30年にわたって、個人投資家や機関投資家に向けて取引・分析プラットフォームや仲介サービス、投資教育サービスの提供を行い、オンライン証券業界をけん引してきた。また、オンライン証券会社の先駆けとして、BitcoinやEthereumほか人気の仮想通貨についてリアルタイムマーケットデータの提供も行ってきたという。今後も、歴史に裏打ちされた証券および先物仲介における業界の専門知識を生かして、仮想通貨のエコシステムにおける懸念事項や課題の解決を目指すとのこと。

 TradeStation Crypto社の設立は、トレードステーション社が直近積極的に進めてきた拡大戦略をさらに進める計画の1つだという。同社の社長であるジョン・バートルマン(John Bartleman)氏は、トレーダーが仮想通貨を含めた複数の資産を取引するにあたって、必要となるツールやサービスを提供することに注力するというTradeStation Crypto社の方針を示している。

 なお、同社は公式サイトにて、サービス開始に先駆け、最新情報が更新され次第入手可能となる「ウェイトリスト」の登録受付を開始している。