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Ethereumコンスタンティノープル実装延期、国内の仮想通貨交換所はETH入出金の一時停止方針を撤回

脆弱性対応のメンテナンス期間に入出金などの取引を制限する交換所も

 1月17日に実装予定だったEthereum大型アップデート「Constantinople」(コンスタンティノープル)が延期されたことを受けて、国内の仮想通貨交換所のほとんどはハードフォークに備えたETH入出金の一時停止方針を撤回した(編集部注:記事執筆後にすべての国内交換所が撤回したことを確認)。ユーザーはEthereum(ETH)の入出金を通常通り行える見込みだが、交換所がコンスタンティノープルの脆弱性に対応する緊急メンテナンス期間などに、ETHの入出金などの取引が一時的に行えなくなる場合があることに注意が必要となる。

 Ethereumは大型アップデート「Constantinople」(コンスタンティノープル)を実装すると、以前のブロックとは互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。しかし、Ethereum Foundationは1月16日、Ethereum大型アップデート「コンスタンティノープル」にスマートコントラクトの脆弱性が発覚したため、コンスタンティノープルの実装を1月17日に実施せず延期すると発表している。

 国内の仮想通貨交換所のいくつかは、ハードフォークを伴うアップデートに備えて、Ethereum(ETH)の入出金を一時的に停止する方針を事前告知していた。「コンスタンティノープル」の延期を受けて、ほとんどの交換所はその方針を撤回している(編集部注:記事執筆後にすべての国内交換所が撤回したことを確認)。

 ただし、各交換所それぞれの取引システムをコンスタンティノープルの脆弱性に対応させる期間においては、ETHの取引が一時的に行えなくなる場合がある。たとえば、Zaifでは、本件に対応するための緊急メンテナンスが1月16日の正午頃から同17日の正午頃まで実施されるため、この間はEthereum(ETH)とERC20トークンの入出金が一時的に制限される。