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英国金融機関Euro Exim Bank、国際送金に米リップル社の仮想通貨XRPを導入へ

公的金融機関として世界初の試み、2019年第1四半期に開始予定

 イギリスの国際金融機関であるEuro Exim Bankは1月11日、Ripple社の提供するRippleNetへの参加を発表した。同行は国際送金に仮想通貨XRPを使用する世界初の公的金融機関となるという。Ripple社やその関連企業と連携して、RippleNetの分散型台帳技術「xCurrent」と国際送金システム「xRapid」の両方を活用し、国際送金の低コスト化・高速化を図るとのこと。また、これらを2019年第1四半期に実装することがAmerican Bankerによる同行運用部長グラハム・ブライト(Graham Bright)氏へのインタビュー記事にて報じられている。(参考記事

 Ripple社の提供するRippleNetは、同社が開発する分散型台帳技術「xCurrent」、仮想通貨XRPを活用する国際送金システム「xRapid」、外部のシステムからRippleNetへの接続を可能とする「xVia」といったソフトウェアで構成される、国際送金を目的とする決済ネットワークソリューションである。

 Euro Exim Bankは、国際送金システムを改良するためにRippleNetの「xCurrent」および「xRapid」を導入する。xCurrentを導入することでブロックチェーンの持つトレーサビリティによって国際送金の高速化を実現する。さらに支払い状況をリアルタイムメッセージで配信することで安全性を高めるという。xRapidは、仮想通貨XRPを使用することで現地の受取人が現地通貨で支払うことを可能とし、国際送金のコストを最小限に抑える。キャッシュフローの確実性を高めると共にその制限を軽減するとしている。

 なお、本稿に先立ってRipple社が1月8日、13の金融機関のRippleNetへの加入と参加団体が200を超えたこと発表していた。発表の中でEuro Exim Bankのディレクター兼CEOであるコーシック・パンジャニ(Kaushik Punjani)氏は、xCurrentとxRapidの両方を運用するための設計とテストが、記録的なスピードで進行していることを語っている。

Euro Exim Bank is Working With Ripple