仮想通貨(暗号資産)ニュース

Xtheta社、関西エリアにブロックチェーン特化型コワーキングスペース「Singularity HIVE」オープン

東京のNeutrinoとの連携も実施予定

コワーキングスペース「Singularity HIVE」の内装(プレスリリースより引用、以下同)

 金融庁認定の仮想通貨交換業者である株式会社Xthetaは1月21日、大阪市中央区心斎橋に、ブロックチェーンに関わるプロジェクト参画者向けに特化したコワーキングスペース「Singularity HIVE」(シンギュラリティーハイブ)を、1月28日にオープンすることを発表した。同施設はブロックチェーンに関する最新のトレンド情報や技術の共有、コミュニティの形成を目指して設立されたという。東京にコワーキングスペースを開設しているNeutrinoと連携した取り組みも予定しているとのこと。

 Singularity HIVEは、最大10名収容可能な会議室と森林をイメージしたワークスペースからなり、開発用のインフラ環境とミートアップイベントやミーティングに利用できる各種設備を備えるという。同施設では各種講座やセミナーといったイベントを開催予定としている。また、利用者やプロジェクトの参画者向けにオンラインコミュニティを提供予定だという。

 同施設のオープンは1月28日となるが、1月24日から26日の期間にプレオープニング・キャンペーンとして施設が無料開放されるという。通常期間の利用では月額会員制(一般7800円、学生6200円)で、別途入会金(1万円)が必要という料金体制を取る。時間単位での一時利用も可能とのこと。

 また、Singularity HIVEは東京にコワーキングスペースを開設しているNeutrinoと、情報やコンテンツ提供、コワーキングスペースの相互利用の取り組みを実施していくとしている。

 Neutrinoは、電通、みずほFG、オプト、博報堂などをスポンサー企業に持つブロックチェーン領域特化のコワーキングスペース。オンライン決済システムを提供するOmise Japanが運営を勤め、2018年6月より東京都渋谷にスペースを設立している。ブロックチェーン業界の課題解決を図り、ブロックチェーン技術を実ビジネスにつなげることを目指すという。

 Singularity HIVEの運営会社となる株式会社Xthetaは、2017年12月に仮想通貨交換業者として登録された。国内の仮想通貨交換所を通して、仮想通貨取引を取り次ぐサービスを提供する予定としている。同サービスでは複数の交換所の取引レートを比較する手間を減らし、資産の管理を円滑に行うことが可能とのこと。