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GMO、2018年12月期決算短信にてFX・証券・仮想通貨事業「過去最高業績」を報告

仮想通貨交換所GMOコイン利用者は月間約1万口座ペースで増加、収益は安定化傾向

2018年12月期ハイライト(発表資料より引用、以下同)

 GMOインターネットグループのGMOフィナンシャルホールディングス株式会社(以下、GMOフィナンシャルHD)は2月4日、2018年12月期の決算短信を公開した。発表によると、FX、証券、仮想通貨からなる同社の2018年営業利益は118.1億円となり、過去最高業績を更新したという。仮想通貨事業は、純収益として同社最大となる31.6億円増(前年同一期間比)を記録している。一方、販売費及び一般管理費(販管費)の増大により営業利益は7.2億円にとどまったとのこと。結果的には店頭FXの好調により、同社全体で「増益の着地」としている。

2018年通期決算と営業利益の増減(前年比)
仮想通貨市場の状況

 2018年の仮想通貨市場の状況として、ボラティリティの減少(価格変動の安定化)によって売買代金は減少傾向で推移しながらも、同年後半におけるGMOコインの口座数は、月間約1万口座のペースを保って順調に増加しているという。口座数の増加に伴って、GMOコインの顧客預かり資産(Bitcoin)も順当に増加している。カバーロジックの見直しや、TVCMをはじめとしたプロモーションの強化など、各種施策を実施したことで「仮想通貨収益は安定的に推移」としている。

GMOコインの状況

 GMOフィナンシャルHDは、2018年の事業活動で過去最高の業績を達成すると同時に、「次なる成長に向けた礎の構築」ができたという。特に仮想通貨事業では各種サービスの開始に伴う販管費の増大こそあったものの、プロモーションや継続的な改善施策への注力という形で次に向けた準備ができたことだろう。同社は2021年12月期の営業利益目標として、2018年の118.1億円を大きく上回る200億円を掲げている。今後は既存事業のさらなる収益基盤の強化を進めるとし、仮想通貨事業においては国内シェアの拡大を目指すとともに、海外展開も検討するという。

今後の展望、目標と施策