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マカフィー、偽のソーシャルメディア広告による詐欺事案に対して注意喚起

カスタマーサポートページを偽装し個人情報を盗む手口が横行

(Image: Shutterstock)

 マカフィー株式会社は2月5日、Web上の最新の脅威として、偽のソーシャルメディア広告を通じたカスタマーサポート詐欺の横行を公式ブログ上で報告した。報告事例では、SNS等で拡散された偽広告のリンク先には、偽装したカスタマサポートページが用意され、個人情報を盗まれる可能性があるという。同社は、広告からアクセスするURL等を確認し、偽装サイトではないかを注意するべきとし、警戒を促している。なお、この事案は仮想通貨等と直接的関連はないが、詐欺の手口と対策は知っておくべきということで、記事として取り上げる。

 マカフィーの報告によると、マカフィーの公式カスタマーサポートページを偽装し、同社製品のアクティベーションキーと個人情報を盗み出そうとする事案が、実際に発生しているという。下記のような同社のカスタマーサポートページに扮した偽装サイトで、ユーザーが個人情報を入力すると、入力した情報がさまざまな方法で悪用される危険性があるとしている。

偽装されたマカフィー カスタマーサポートページの一例(マカフィー公式ブログより引用)

 広告詐欺への対策として、マカフィーは3つの手法を提案した。1つ目は、ソーシャルメディア上の広告をクリックする前に、偽装サイトに誘導される危険性を意識すること。2つ目は、広告からの移動先で個人情報の入力を求められた場合は、入力する前にそのWebサイトをよく観察すること。3つ目は、アクセスするURLの監視機能を持ったセキュリティソフトを利用することだ。