仮想通貨(暗号資産)ニュース

SBIの仮想通貨交換所VCTRADE、ビットコインキャッシュの上場廃止スケジュールを発表

BCHは6月28日朝6時まで売却可能。出金は同社指定ハードウェアウォレットのみ対応

(Image: Shutterstock.com)

仮想通貨交換所「VCTRADE」を運営するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は5月28日、Bitcoin Cash(BCH)の上場廃止に伴う対応とスケジュールを発表した。上場廃止日は6月28日。同交換所でBCHを保有しているユーザーは、6月28日6時まで、BCHの売却注文ができる。同社指定のハードウェア・ウォレット(Cool X Wallet)を利用中のユーザーは6月28日5時50分まで、当該ウォレットへBCHの出金(出庫)も可能とのこと。

6月28日時点でユーザーが保有しているBCHは、同日の市場価格を参考とした価格で同社が一括して買い取る。売却金額は同日以降、日本円でユーザーの口座へ交付するとのこと。

また、2018年11月のBitcoin Cash(BCH)のハードフォークにより発生した新通貨Bitcoin SV(BSV)について、対象者にはBSV現物ではなく保有量相当額を1BSV=6180円換算の日本円で支払うとのこと。交付日については依然未定としている。

VCTRADEは4月16日にBitcoin Cashの上場廃止を発表し、続報にて廃止日を6月28日と決定していた。同社はBCHの時価総額が大幅に減少したこと、そのために51%攻撃を受ける可能性が高まっておりブロックチェーンの安全性に疑義が生じていると判断したこと、さらなるハードフォークが実施されて価格が大きく下落する可能性を完全に否定できないこと、という3点を挙げ、投資家保護の観点から上場廃止を決定したとのこと。