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世界最大のブロックチェーン開発者イベントDevcon5、チケット第2弾を8月6日販売

10月大阪ATCホールに世界中のイーサリアム関係者が集う

(Devcon 公式サイトより引用)

Ethereum財団が主催するEthereumの開発者向けカンファレンス「Devcon 5」(デブコン)が2019年10月8日から11日に大阪で開催される予定だ。財団は7月29日、同イベントの参加チケット一般販売第2弾を8月6日に行うことを発表した。記事執筆時点で詳細な開始時刻は明らかにされていない。参考までに第1弾は1枚あたり999ユーロ(11万8000円相当)で日本時間7月17日22時に販売がスタートし、5分を待たずに売り切れとなった。

Devcon5では、転売や盗用を防止する新しい発券プラットフォーム「Libre」を使用している。Devconのチケット販売は複数回にわたって行われるのが慣例で、今回は発券基盤の実証実験も兼ねている。第1弾ではアクセス過多により処理しきれない部分もあったが、第2弾ではプロセスの割り当てを改善し、利用者全員にスムーズな購入プロセスを提供できるようにしたという。チケットの本数自体も第1弾より多く用意される。

Devconチケットの一般向け販売は原則として先着順となる。参加機会に公平性を期すため、チケットの購入数に制限が設けられている。チケットは注文ごとに2枚までに制限され、一括購入はできない。また、1組織あたり20枚までという制限がある。チケットの転売等は禁止されるているが、購入したチケットを友人や家族に譲ることは可能とのこと。

Devconは世界中の各地域で年々持ち回りで会場を選定している。2015年11月に英国ロンドンで第1回が開催。2016年9月に中国・上海、2017年11月にメキシコ、2018年10月にチェコが会場となった。第5回目は2019年10月8日から11日にかけて、日本・大阪で開催される。会場は大阪・南港のATCホールに決定した。