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コインチェック、仮想通貨レバレッジ取引の倍率を4倍へ引き下げ

JVCEAの自主規制に従うため。新規注文の再開は未発表

(Image: Piotr Swat / Shutterstock.com)

コインチェックは8月30日、同社が運営する仮想通貨交換所Coincheckにて、仮想通貨レバレッジ取引の倍率を4倍に引き下げることを発表した。実施は10月31日14時以降としている。未約定のレバレッジ新規取引注文は、9月30日14時移行に注文キャンセルとなる。

なお、同交換所は2018年1月に発生したNEMの不正流出事件以来、レバレッジ取引の新規注文を一時停止しており、現在も停止中だ。今回の発表において、レバレッジ取引の新規注文を再開するとは明記されていない。

コインチェックは、金融庁認定の仮想通貨自主規制団体である日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に会員社として所属している。同協会が規則で定めるレバレッジ倍率の値を採用するため、今回の変更を行うとのこと。JVCEAの定める証拠金取引に関する規則は、施行から1年後の2019年10月24日という期日を設け、各仮想通貨交換所へ体制作りを促している。