仮想通貨(暗号資産)ニュース

「マイクリ」キャラを売買できるNFTマーケットプレイス「miime」

メタップスアルファが先着100名限定でクローズドβ参加者募集

発表資料より引用、以下同

メタップスアルファは9月5日、ブロックチェーンゲームのキャラクターやアイテムなど代替不可トークン(NFT:Non-Fungible Token)の売買ができるマーケットプレイス「miime(ミーム)」を発表した。同日よりクローズドβを開始し、先着100名限定でクローズドベータ参加者を募集する。

「miime」は、Ethereum(イーサリアム)のNFTとして発行されたデジタルアイテムを、ユーザー同士で売買する場を提供するマーケットプレイスサービス。ブロックチェーンと組み合わせたウェブアプリケーションとして動作する。デジタルアイテムの売買成立と同時に所有権の移転が、ブロックチェーン上のスマートコントラクトによって実行される。

マーケットプレイスでの売買方法には2通りある。1つは、売り手が自身の保有するデジタルアイテムを出品し、買い手は欲しいデジタルアイテムをEthereum(ETH)にて購入をする「出品」という方法。もう1つは「オファー」という方法で、出品されていないデジタルアイテムを、買い手が所有者に対して販売依頼を出し、所有者がオファーを承認することで売買が成立する。

出品と購入
オファー

「miime」の取引は、パソコンではEthereumウォレットのプラグインをインストールしたブラウザ「Chrome」「Firefox」「Opera」から、スマートフォンではEthereumウォレット機能を備えたブラウザアプリ「Trust Wallet」などから、それぞれ「miime」のウェブサイトにアクセスすることで利用可能になる。

同日より開始となる「miime」クローズドβへの参加は、専用の参加申込ページより申し込みが必要で、先着100名の申込者にクローズドβを提供する。クローズドβのテスト期間は、9月5日より約2週間程度とし、NFTの出品と購入、オファー機能が利用可能になる。

なお、マーケットプレイス開始時に取引ができるNFTは、人気ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heores」の対応が決定している。同社は、「miime」によるNFTの流通網提供や技術サポートを通じて、NFTを活用したコンテンツの創出・発展にも取り組んでいくという。