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Bakktがビットコイン先物取引サービスを開始、価格1万115ドルからスタート

9月23日に取引開始をツイートにて報告

(Image: Shutterstock.com)

ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange=ICE)が設立したBakktは9月23日、Bitcoin(ビットコイン)先物取引サービスを開始した。最初の取引は午後8時2分(米国東部標準時)、1万115ドルの価格で実行されたことをBakkt公式Twitterアカウントがツイートにて発表した。

Bakktは、9月6日から顧客のBitcoinを保管するサービスを開始し、先物取引サービス開始に向けて準備をしてきたが、今回、予定通り現物Bitcoinの先物取引プラットフォームをローンチし、デイリー(日間)とマンスリー(月間)の先物取引商品の提供を開始した。Bakktは、自社のカストディでBitcoinの保管・清算を行う。

ICEは2018年夏、Bakktのローンチに向け、規制当局と連携を進めてきた。当初は2018年12月の開始を目指していたが、ローンチを2度延期、2019年7月のテストを経て、ようやく取引開始へとこぎ着けた。