仮想通貨(暗号資産)ニュース

富山第一銀行、QRコード決済体験する「ファーストバンクコイン」を提供開始

地域通貨で実績のブロックチェーン技術利用。電子決済・通貨の普及目指す

ファーストバンクコインによるQRコード決済体験(富山第一銀行の発表資料より引用)

富山県で地域通貨YEL(エール)のサービスを展開しているSAMURAI Security(サムライセキュリティ)は11月5日、富山第一銀行の電子決済体験サービスへのシステム提供を発表した。同行の「ファーストバンクコイン」(FBC)に、エールのブロックチェーン技術を提供し、富山県における電子決済と電子通貨の普及、地域経済の活性化を目指すという。

富山第一銀行が提供するFBCは、サムライセキュリティのブロックチェーン技術を利用した電子ポイントサービス。同行のイベントスペースNomuLab(のむラボ)にて、11月5日から2020年1月末頃までの期間限定で利用できる。利用料は無料。

FBCはキャッシュレス決済の体験を目的とし、電子ポイントを用いた擬似的なQRコード決済の機能を提供する。利用開始時に無償提供されるポイントを用いて、同施設での飲食物の購入において、キャッシュレス決済を実際に体験できる。