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シュタインズ・ゲート10周年記念描き下ろし作品、オークション開始
イーサリアム活用のデジタル所有権+現物100号プリントをアニークで販売
2019年11月6日 12:55
アニメ、マンガ、ゲームなどのアートワークの売買サービスを提供するAnique(アニーク)は11月6日、マルチメディアに展開する「STEINS;GATE」(シュタインズ・ゲート)を題材としたアートワークの取り扱いを発表した。目玉となる原作ゲームの発売10周年を記念した100号サイズの描き下ろし作品は、最低入札額15万円からのオークション形式で販売される。
アニークでのシュタインズ・ゲートのアートワーク販売は、オークションを行う10周年記念作品を含めて合計11点が出品される予定だ。購入者はデジタル所有権を得る。そこには該当作品を印刷する権利も含まれ、別途料金を支払えば現物の高精細プリントを依頼することができる。
10周年記念作品は原作キャラクターデザインのhuke氏の描き下ろし。100号サイズ(1555×1150×35mm)の現物プリントとデジタル所有権を含めた価格で、最低入札額15万円からの第一価格オークション方式で販売される。入札時点では他人の入札額を確認することはできない形式だ。入札期間は11月5日22時から18日正午まで。落札者の発表は同月25日以降とのこと。
また、抽選販売形式で2009年から2013年までリリースされたアートワーク10点が販売される。価格は、デジタル所有権のみで税抜き4万円、高精細プリント付きで12万円となる。購入申し込み期間はオークションと同じく11月18日正午まで。当選発表も同じく25日以降を予定している。
シュタインズ・ゲートは、2009年10月15日に科学アドベンチャーシリーズの第2弾としてMAGES(旧5pb.)から発売されたゲーム。続編ゲームの発売、テレビアニメ化、劇場アニメ化、舞台化など、さまざまなメディアミックス展開している。原作ゲームの発売から10周年を迎え、10の記念プロジェクトが進行中だという。
アニークは、EthereumのERC-721トークンを利用し、アートワークの所有権を証明することができる。発行されたトークンはアニーク上でのみ取引できる。利用者間の二次流通を含め、売買金額の一部がアートワークの制作者に還元される仕組み(2019年末に開始予定)となる。2019年5月から提供を開始し、第1弾ではマンガを原作とするアニメ「進撃の巨人」を題材としたアートワーク26点を販売した。