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アニーク、「魔法使いの嫁」のアートワーク抽選販売を開始

イーサリアム活用のデジタル所有権を販売

(プレスリリースより引用、以下同)

アニメ、マンガ、ゲームなどのアートワークの売買サービスを提供するAnique(アニーク)は11月15日、マンガを原作としたアニメ化作品「魔法使いの嫁」を題材としたアートワークの取り扱いを発表した。アートワーク14点のデジタル所有権を抽選販売する。

「魔法使いの嫁」のアートワーク販売は、計14点が出品され、すべて抽選販売となる。購入者はデジタル所有権を得る。そこには該当作品を印刷する権利も含まれ、別途料金を支払えば現物の高精細プリントを依頼することができる。申し込みは11月25日12時まで受け付けられ、アートワークはデジタル所有権のみで単価3万円、高精細プリント付きの「リミテッド・エディション」は11万円とのこと。

「魔法使いの嫁」は、ヤマザキコレ原作の漫画作品。2013年から連載を開始し、コミックブレイドなどで連載中だ。同作はWIT STUDIO制作でアニメ化され、2017年10月から2018年3月まで地上波で放送された。表題の通り魔法を題材としたファンタジー作であり、主人公の少女チセとその師となる異形の魔法使いエリアスの物語を描く。

アニークは、EthereumのERC-721トークンを利用し、アートワークの所有権を証明することができる。発行されたトークンはアニーク上でのみ取引できる。利用者間の二次流通を含め、売買金額の一部がアートワークの制作者に還元される仕組みを将来的に実装する予定だ。

同サービスは2019年5月から提供を開始し、第1弾ではマンガを原作とするアニメ「進撃の巨人」を題材としたアートワーク26点を販売し、第2弾では「serial experiments lain」から20点を販売した。第3弾では「STEINS;GATE」の10周年プロジェクトを含む11点のアートワークを取り扱った。