仮想通貨(暗号資産)ニュース
GMOコイン、新規ユーザーの女性比率が全体の約4分の1に増加。若年層も拡大
「仮想通貨の裾野は確実に広がっている」2019年の業界振り返り
2019年12月11日 12:20
仮想通貨交換所を運営するGMOコインは12月11日、2019年の仮想通貨業界の出来事を総括し報告した。同社はこの1年を「投機から決済としての利用が進んだ」とまとめる。ポイントでのBitcoinの購入が可能になるなど、新たなユーザー層の開拓が進んだという。
2019年にGMOコインで新しく口座開設したユーザーと、2018年までに開設したユーザーを比較すると、女性ユーザーの比率が16.3%から24.1%へ増加している。また、男女ともに年齢は20代の比率が大きくなった。新たな層が仮想通貨に興味を持ち、「仮想通貨の裾野は確実に広がっている」と、同社代表取締役社長の石村富隆氏は評している。
GMOコインは2019年の出来事を月別にまとめた。国内の仮想通貨交換所の動向としては1月のCoincheckの金融庁認可から始まり、TAOTAO(5月)、BITMAX(9月)のサービス開始、BITPointの不正流出(7月)などをまとめた。GMOコインのトピックとしては、FC琉球への協賛や、12月に発表したNEM、Stellar Lumensの取り扱い開始などを大きな出来事としている。