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リトアニア、独立記念貨幣をデジタル発行へ

NEMのブロックチェーン活用。トークン6種で記念銀貨現物と引換

リトアニア中央銀行は12月9日、独立記念貨幣をブロックチェーン上でデジタルコレクターコインとして発行することを発表した。NEM財団代表のアレックス・ティンスマン(Alex Tinsman)氏によると、同コインはNEM上のトークン(モザイク)として発行される。トークンにはランダムに属性が付与され、6種を集めた際には記念銀貨の現物と交換することもできるという。

記念コインのために、リトアニア中央銀行は総計2万4000枚のコレクタートークンを2020年春に発行する。トークンには、リトアニア独立宣言に署名したリトアニア評議会「タリーバ」のメンバー20名のいずれかの署名が付属。1918年2月16日の独立を記念したものとなる。同行によると、中央銀行が発行する記念貨幣のデジタル化は世界初。

タリーバメンバーの署名と肖像

「タリーバ」メンバーの活動領域を6カテゴリに区分し、コレクタートークンは6種を各4000枚発行する形になる。どの種のトークンが入手できるかは、購入時にランダムで決定。カテゴリが異なるトークン6枚を集めると、現物の記念銀貨に引き換えることができる。記念銀貨は、独立の1918年を指す19.18ユーロの貨幣として扱うとのこと。

【World’s first digital collector coin LBCOIN】