仮想通貨(暗号資産)ニュース

NEM Catapultのブランド名称案は「Symbol」

賛否を問うユーザー投票開始

ブランド名新案のロゴとアイコン、リリースより引用、以下同

NEM.io財団は12月20日、NEMの次期バージョン「Catapult(NEM v.2)」のブランド推奨事項に関する提案書(プロポーザル)を公表し、NEMコミュニティに向けて賛否を問うユーザー投票(POI投票)を開始した。期間は日本時間12月20日午前8時から2020年1月2日午前8時まで。

POI投票には、最新版の「NEM Wallet」バージョン2.4.7が必須になる。現在、同財団ウェブサイトでダウンロードできる。投票は、「Yes」または「No」のどちらかに少なくとも3%のPOIがあれば有効であるとみなされる。提案が通過するには、全体の65%の「Yes」票を得なければならないとしている。

Catapultのブランド名新案名「Symbol」のキャッチコピーは「Powering Possibility(可能性の拡大)」。ロゴとアイコンは、上記画像となる。デザインにフィボナッチ・メソッドを取り入れているという。詳しくは、YouTubeにて動画を公開している。

ティッカー候補は、以下の4種類。


    ティッカーの候補
  • SYMBL
  • SYMBOL
  • SBN(Symbol By NEM)
  • SFN(Symbol From NEM)

Symbolはエンタープライズ、ブロックチェーンと人々を繋げるコネクターとなり、オープンソースで完全なトラストレスを目指す。Symbolは、ブロックチェーンとビジネスをつなぐものとした。

また、Symbolの別候補には「Sekoya」が挙がっている。ブランドと商標については、調査の結果、どちらも法務と商標の承認について問題はなかったという。投票により、Symbolの提案が通らなかった場合、「Sekoya」が別の選択肢になる。なお、Catapultについては商標の問題で利用できなかったという。

今回のPOI投票による結果については、「Yes」投票が65%を超えて有効となった場合、ブランドの提案は承認されたとみなされ、プロジェクトはタイムラインに沿って進行する。3%のPOIに満たなかったり「Yes」が65%未満の場合は、提案は否認されたとみなされ、ブランド運営委員会は、コアチームとNEMエコシステムの主要なパートナーとともに、次の最適なステップについてフォローアップするとし、Catapultローンチの遅延を防ぐことに努めるとした。

【NEM Official】
Evolution of the Symbol logo