仮想通貨(暗号資産)ニュース

リミックスポイントが40億円規模の第三者割当増資を発表

仮想通貨交換所BITPointの財務基盤強化などを目的に資金調達

第三者割当による第12回新株予約権の発行に関する補足資料、リリースより引用、以下同

仮想通貨交換所「BITPoint」を運営するビットポイントジャパンを子会社に持つリミックスポイントは1月21日、第三者割当により発行される第12回新株予約権(以下、新株予約権)の募集(第三者割当増資)を発表した。総額40億円規模の資金調達を目標に、新株予約権23万9520個を発行する。同日開催の取締役会において決議されたことを明らかにした。

発行価格は1個(100株)につき164円(株式1株当たり1.64円)。潜在株式数2395万2000株は希薄化率41%となる。割当日は2月6日を予定。調達する手取り概算額は約40.3億円、新株予約権の行使可能期間を2年とした。

資金調達の資金使途は、主に、BITPointで2019年7月12日に生じた仮想通貨不正流出による特別損失約40億円を計上したビットポイントジャパンの自己資本健全化のための財務基盤強化、取引システムの追加開発・システムインフラの増強、リスク管理及びコンプライアンス態勢の強化に25億円が使われる。

また、電力売買事業における電力調達資金増強、エネルギー関連事業における新規事業の開発といったエネルギー関連事業に7億円が、旅行関連事業における事業用資産調達対応やブロックチェーン関連事業への投資といったその他の事業に8億円が使われる予定になっている。