仮想通貨(暗号資産)ニュース

BITPointの仮想通貨流出に続報。リミックスポイントが36.7億円を特損計上

新株発行で調達した5億円を事後の対策費用等に割り当て

株式会社リミックスポイント・代表取締役社長CEOの小田玄紀氏(7月16日記者会見にて撮影)

株式会社リミックスポイントは7月24日、子会社が運営する仮想通貨交換所BITPointで12日に生じた仮想通貨不正流出により、特別損失36億7000万円を計上する見込みであることを発表した。内訳は顧客預かり資産の調達費が20億6000万円、同社の自己資産の被害額が9億6000万円、海外交換所への対応費用が2500万円、初期対策・再発防止策等の費用が4億円とのこと。

同日、リミックスポイントは6月に実施した新株式の発行で調達した資金4億9400万円を、同社の手許金600万円と合わせて子会社である株式会社ビットポイントジャパンへ増資することを発表した。資金は、BITPointにて発生した不正流出事件を経て、再発防止等の諸施策の実施に割り当てるとのこと。