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米リップルと提携のマネーグラム、アジア太平洋市場でのシェア拡大

東アジア1490億ドル送金実績を持つLulu Moneyとパートナー契約

(Image: Shutterstock.com)

米リップルが出資する世界最大の送金会社の1つであるMoneyGram(マネーグラム)社は1月20日、アラブ首長国連邦に本社を置くノンバンクLulu Financial Holdings傘下のLulu Moneyと戦略的パートナーシップ契約を締結した。オマーンの英字メディアTimes of Omanが報じている。

Lulu Moneyは、スマートフォンアプリによる国際送金サービスを提供する、グローバルなノンバンク企業。マネーグラムとの提携により、MoneyGram APIドリブンのプラットフォームを活用し、グローバル化を加速させる狙い。一方、マネーグラムは、東アジアおよび太平洋地域への送金1490億米ドルの実績を持つLulu Moneyを通して、アジア太平洋地域市場におけるシェア拡大を図る。

Lulu Moneyのマルチチャネル決済プラットフォームは、500万人を超える顧客を抱えており、年間110万件の取引を処理している。報道では、今回の提携により、Lulu Moneyはeウォレット機能、国際送金サービスの即時送金化、請求書支払いなどの機能を促進していくことを伝えている。