仮想通貨(暗号資産)ニュース
米リップル、1年以内の株式上場を示唆
「今年はクリプト分野でIPOの流れ」=リップルCEO
2020年1月27日 08:19
米リップルのブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)は1月24日、スイスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でウォール・ストリート・ジャーナルに対し、1年以内の新規株式公開(IPO)を示唆した。
ガーリングハウスCEOは、IPOは同社にとって「自然な進化」であると説明。「今後1年以内にクリプト・ブロックチェーンの分野でIPOの流れが起きるでしょう。私たちが最初になることも、最後になることもありませんが、リーダー的な位置に立つことを期待しています」と述べた。
米リップルは12月20日、シリーズCラウンドでSBIホールディングスなどから2億ドルを調達し、評価額が100億ドルに達した。Cラウンドは、株式を公開する前の最後のステップとなることが多く、同社の上場シナリオに注目が集まっている(関連記事)。
仮想通貨業界では2019年11月に、マイニングマシン大手のカナン・クリエイティブ(Canaan Creative、嘉楠 耘智)がナスダックに上場。同業のビットメイン(Bitmain)も上場を模索している。
“In the next 12 months, you’ll see IPOs in the crypto/blockchain space. We’re not going to be the first and we’re not going to be the last, but I expect us to be on the leading side… it’s a natural evolution for our company.” -@bgarlinghouseat#WEF20
— Asheesh Birla (@ashgoblue)January 23, 2020