仮想通貨(暗号資産)ニュース
米リップル、仮想通貨スタートアップで世界2位の評価額100億ドル達成
SBIなどから2億ドル調達。世界18番手のデカコーン企業に
2019年12月23日 12:06
米リップルは12月20日、シリーズCラウンドの資金調達で2億ドルの出資を受けたことを発表した。Tetragonが主導し、SBIホールディングス、Route 66 Venturesが主な引受先とのこと。仮想通貨の市場データを分析する米Messari(メサーリ)によると、この資金調達において米リップルの評価額は100億ドルだったという。
米リップルの評価額100億ドルは、未上場の企業として世界18位。仮想通貨関連のスタートアップとしては、マイニング大手の中国Bitmainに次ぐ第2位となる。両社ともに、「ユニコーン企業」の上位である「デカコーン企業」の、未上場・創業10年以内・テック企業・評価額100億ドル以上という4条件を満たす。
米リップルは今回の調達資金を、新たなグローバル人材の採用促進に利用するとしている。市場の需要に応じ、クライアントやパートナー企業からなるコミュニティに向け、より良いサービスの提供を目指すとのこと。