仮想通貨（暗号資産）ニュース

MIT、ブロックチェーン講義全24回をYouTubeにて公開

ビットコイン基礎から技術解説・商用・公共政策までを理解

高橋ピョン太

2020年1月28日 06:00

【1. Introduction for 15.S12 Blockchain and Money, Fall 2018】

MITが公開したブロックチェーン講義の第1回映像

米マサチューセッツ工科大学（MIT）がウェブにて公開するオープンコースウェア「MIT OpenCourseWare（OCW）」は1月24日、2018年秋季開講のブロックチェーン講義全24回の映像をYouTubeにて公開した。各回約1時間の講義を通じて、Bitcoinとブロックチェーン技術の解説や、商用化、公共政策への適用などを学ぶことができる。

MIT OCWは、オンラインで実際の大学・大学院レベルのほぼすべての講義を、無料で受講することができるオープンコースウェア。講義はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されている。現在、2400コースもの講義が公開されている。

今回、YouTubeのMIT OCWチャンネルにて公開となった「Blockchain and Money, Fall 2018」は、全24回構成のブロックチェーンとお金に関する講義。インストラクターは、ゲイリー・ゲンスラー（Gary Gensler）教授。起業家や企業で働く現職者を招いての講義は、ブロックチェーン技術の潜在的な利用法を探求し、金銭と金融の世界を変えてみたいという学生を対象としている。