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ちょぼらうにょぽみ先生など10名の描き下ろしグッズをブロックチェーンで正規品証明

東京2020オリンピック記念イラスト。DNPが印刷協力しブロックパンクが予約開始

ブロックパンク(BlockPunk)は1月27日、ブロックチェーンの代替不可トークン(NFT)を活用して正規品の証明を行う「スマートグッズ」の販売を開始した。サーチフィールドが運営するイラスト発注サービスGIKUTASのトップイラストレーター10名が協力し、NFCチップとQRコードを搭載したプリントアート、プリントTシャツを販売する。

同企画は、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念し、各イラストレーターがスポーツをテーマとしたオリジナルイラストを描き下ろす。そのイラストをグッズ化し、国内外向けに販売するというもの。各商品はNFCチップまたはQRコードにより、ブロックチェーン上のトークンとひも付けられ、デジタル証明書によって正規品であることを証明する。

商品にはNFCチップまたはQRコードが付属。ブロックチェーン上のトークンとひも付けられ、正規品証明が可能。

同企画にはGIKUTASに登録するトップイラストレーターが協力する。アニメ化された代表作「あいまいみー」で有名なちょぼらうにょぽみさんをはじめ、R.E.Cさん、ヤヤ・ヒヤヤカさん、村カルキさん、鮎さん、夜ノみつきさん、木屋 町さん、よしおかさん、81さん、枝藤さんの10名だ。それぞれが異なるスポーツとモットー(奮起、飛躍など)を掛け合わせてテーマとし、企画用にオリジナルイラストを描き下ろした。

各商品はブロックパンクが提供するマーケットプレイス上で予約の受付が開始されている。すべて受注販売とされ、受注期間は4月25日まで。3月上旬より発送を開始するとのこと。

シャツにオリジナルイラストをプリントした「Production FCシャツ」は税込9900円、サイズはそれぞれSからXLまでが用意される。大日本印刷(DNP)が高精彩出力技術を用いて印刷する「スマートアートプリント」は、A3版で税込35000円となる。

スマートアートプリント(写真左)とProduction FCシャツ(写真右)のイメージ図。イラストはR.E.Cさんが射撃競技と奮起をテーマに書き下ろした作品だ。

各商品はブロックパンクの販売サイトでデザインを確認できるほか、1月31日から2月3日までの期間、DNPが運営する東京・市ヶ谷の「DNPプラザ」にて展示を行うという。展示会では、商品に付属したNFCチップ、QRコードを用いてデジタル証明書を確認できるとのこと。