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TVアニメ「ゾンビランドサガ」デジタル所有権つき描き下ろしプリントアートを予約販売開始

イーサリアム上に所有者情報など記録。ブロックパンクのNFCチップが付属

デジタル証明書のイメージ(プレスリリースより引用、以下同)

ブロックチェーンを利用したコンテンツ管理システムを提供するブロックパンク(BlockPunk)社は7月5日、TVアニメ「ゾンビランドサガ」のプリントアートの予約販売を開始した。同社のブロックチェーン基盤blockpunk.net上で販売される。プリントアートにはNFCチップが付属し、Ethereumのブロックチェーン上に所有権が記録される。スマートフォンでNFCチップを読み取ることでブロックチェーン上のデジタル証明書を閲覧できるという。

デジタル証明書にはクリエイターや商品の詳細、所有者履歴、作品の現所有者などが記録される。ブロックチェーンを、複製防止と真贋性を保障する記録媒体として用いている。クリエイターはデジタル作品の権利をより管理しやすくなり、ファンにとっては商品が本物であることの証明にもなるという。デジタル証明書はblockpunk.net上にてユーザー間で売買することもでき、その販売額の一部がクリエイターに還元されるとのこと。

昨今、国内向けのTVアニメは、世界中でも間を置かずにストリーミング視聴できる時代となっている。しかし、公式グッズなど物理的な商品はデジタル媒体のようにはいかない。流通が遅滞が慢性化しており、結果として巨⼤な海賊版市場が発生しているという。ブロックパンクのサービスは、そういった海外のアニメグッズ市場に流通する海賊版を減らすことを目的の一つとしている。

ブロックパンクは2019年3月に、大日本印刷株式会社とのパートナーシップ契約を発表していた。今回販売されるプリントアートは、大日本印刷の⾼精彩出⼒技術「プリモアート」(PrimoArt)の製品となる。同社の高性能プリンターを用いて日本国内でオンデマンド印刷されるとのこと。

プリントアートには、2018年10月に放映されたMAPPA制作のTVアニメ「ゾンビランドサガ」のキャラクターが描かれる。同作のキャラクターデザイナーである深川可純⽒がブロックパンク向けに描き下ろした限定デザインとなる。作中の主要登場人物である源さくら、⽔野愛、紺野純⼦のウエディングドレス姿を各1枚ずつ、全三種が⽤意されるという。

予約販売される3種の描き下ろしプリントアート

プリントアートの価格はそれぞれ、A4サイズ版400米ドル、A2サイズ版600米ドルとなる。10月4日まで予約を受け付ける。料金には、⽇本国内でオンデマンド印刷されるプリモアート、Ethereum上のデジタル証明書と紐づくNFCチップ、同商品のクリプトアートが含まれるとのこと。