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大日本印刷、ブロックチェーン活用でアニメ・マンガ等の次世代コンテンツ管理・流通システム構築へ
実現に向けてシンガポールのBlockPunk社とのパートナーシップ契約を締結
2019年3月1日 13:06
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は2月19日、シンガポールを拠点とするブロックチェーン関連のスタートアップBlockPunk社とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。DNPは、ブロックチェーンを利用したコンテンツ管理システムを提供するBlockPunk社とブロックチェーン領域における戦略的パートナーシップ契約を結んだ。
DNPは、DNPクリエイター共創サービス「FUN'S PROJECT」(ファンズプロジェクト)にてコンテンツ文化の発展とクリエイティブ業界への貢献を目的としたサービスの提供や、「東京アニメセンター in DNPプラザ」といった日本のアニメ文化を発信する拠点を構えるなど、日本のコンテンツを国内外に発信する活動を推進している。
一方、BlockPunk社は、ブロックチェーン技術を活用し、アニメを中心としたデジタルアート作品を仮想通貨Ethereum(ETH)等で販売する「blockpunk.net」を運営している。
今回の戦略的パートナーシップ契約によって両社は、ブロックチェーン技術を活用し、企業や個人が所有するアニメ・マンガ・キャラクター等コンテンツの偽造品流通を防ぎ、安心かつ安全にコンテンツを流通・利活用できる、次世代コンテンツ流通の仕組みづくりを行い、世界中のコンテンツホルダー企業の事業を支援し、両社の技術を組み合わせたアート作品やグッズの販売を目指すという。