仮想通貨(暗号資産)ニュース

ロート製薬、ブロックチェーン実用化に着手

個人情報のセキュリティ強化目指しユニメディアと共同研究

ユニメディアとロート製薬は1月29日、ユニメディアが開発したコンソーシアム型ブロックチェーンを用いた共同研究を発表した。両社は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として情報管理におけるセキュリティ強化を目的に、1月6日より共同研究を開始した。

ロート製薬では、デジタル技術を活用し人々のくらしをより良いものへと変革させるDXを推進する。企業におけるパーソナルデータの利活用は、個人情報の外部流出や不正利用が問題となり危機感が高まっている。情報の管理運用には、セキュリティ強化の施策は急務である。同社はDXにおけるセキュリティ強化対策として、ユニメディアのコンソーシアム型ブロックチェーンに着目。両社協業により、ブロックチェーンの堅牢性を機密情報・顧客情報管理に活用する。

ロート製薬は、健康促進を目的に社内独自通貨「ARUCO(アルコ)」を導入し、従業員の健康的な生活習慣の実施に応じアルコを付与、獲得した独自通貨に応じて各種福利厚生が利用できるなど、先進技術の導入に積極的に取り組んでいる。