仮想通貨(暗号資産)ニュース

マネックス子会社、ブロックチェーン事業者分析したデータベース提供開始

出資・提携先検討を想定した法人向けサービス

(Image: Shutterstock.com)

マネックスグループの子会社マネックスクリプトバンクは1月30日、仮想通貨(暗号資産)・ブロックチェーンに関する情報データベース「LOOKBLOCK」(ルックブロック)の正式サービスを開始した。同サービスは、仮想通貨・ブロックチェーン事業者やそのプロダクト、トークン、日次のニュースを網羅し法人向けに提供するという。

LOOKBLOCKは、仮想通貨・ブロックチェーン業界に関わる法人担当者の情報収集や社内向け資料作成、提携や出資の検討を行う際の資料として用いることが想定用途として設計されている。サービスを利用するには、会員登録(無料)が必要となる。また、全データを検索するには別途有料会員の登録が必要だが、有料会員を検討する法人向けに1週間の無料トライアル期間を用意している。

サービスの開始にあたり、無料会員登録をしたユーザーには「ブロックチェーン実証実験カオスマップ」のPDF版が配布される。カオスマップは、LOOKBLOCKに収録されている実証実験(2019年11月時点)をまとめたものになる。会員登録完了後に、ダウンロードが可能となる。

同社は2019年8月6日より事前登録を開始しLOOKBLOCKのベータ版を公開してきた。正式版では、トップページのUIを改善し、より直感的な操作を可能にするためのアップデートを実施。国内の実証実験(100件以上)、海外のスタートアップ(100社以上)、海外のサービス(200サービス以上)のデータを追加した。機能面においても検索機能を強化し、データベースの横断的タグの新規作成、各一覧ページの絞り込み機能の強化、定量情報の並び替え機能を実装した。