仮想通貨(暗号資産)ニュース

LINE、独自仮想通貨LINKを4月以降に国内展開

仮想通貨交換所BITMAXへの上場は未定

(Image: slyellow / Shutterstock.com)

LINE子会社で仮想通貨交換所BITMAXの運営など仮想通貨関連事業を展開するLVCは1月30日、グループ会社のLINE TECH PLUSが開発する独自仮想通貨LINK(リンク)について、日本国内における新規取扱銘柄として、2020年4月以降に取り扱い予定であることを発表した。

LVCの元で国内でもLINKを取り扱う予定だが、同社が運営する仮想通貨交換所BITMAXへの上場に関しては未確定とのこと。LVCが日本と米国以外の居住者向けに提供する仮想通貨交換所BITBOXでは、2018年10月からLINKの取り扱いを開始している。なお、BITBOXは2020年2月27日付けで名称をBITFRONTへと変更する予定だ。

LINEは2018年からLINE Token Economy構想を掲げ、仮想通貨LINKを中心としたエコシステムの構築を、日米を除いた地域で進めてきた。日本向けにはLINK Pointとして、仮想通貨ではなく独自ポイントを用いたサービスを展開。それらの日本限定サービスは2019年に入り、いくつかがサービスを終了している。今回、仮想通貨LINKの国内展開が正式に決定したことで、同社のトークンエコノミー構想にも新たな動きが生まれることだろう。