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Xtheta、業界初の仮想通貨取次サービスを開始

取扱はBTC・ETH・XRP・BCH・LTC・XEM・ETC・MONA・XCPのうち6銘柄から

(Image: Shutterstock.com)

金融庁認定の仮想通貨交換業者であるXtheta(シータ)は2月3日、正式にサービスを開始することを発表した。仮想通貨交換業者初となる仮想通貨取次所「Xtheta」として、2月4日午前9時より口座開設の受け付けを開始する。

Xthetaは通常の仮想通貨交換所とは異なり、仮想通貨の購入を希望する顧客と仮想通貨交換所との間に立ち、仮想通貨取引とそれに伴うサポートサービスを提供する「取次サービス」を行う。

リリースでは、取り扱う仮想通貨の種類は最大で8銘柄、サービス開始当初は6銘柄としているが(いずれも詳細は未発表)、同社Webおよび金融庁への登録は、Bitcoin(BTC)、Ethereum(ETH)、Ripple(XRP)、Bitcoin Cash(BCH)、Litecoin(LTC)、NEM(XEM)、Ethereum Classic(ETC)、Monacoin(MONA)、Counterpartyトークン(XCP)の9銘柄が登録済みである。

具体的な取次サービスとしては、顧客に変わり注文を行う。複数の仮想通貨交換所の中から各交換所の取引実績をもとに、毎月最良の交換所を選定し、顧客からの注文により、午前または午後のどちらかの時間帯に、それぞれ3回に分割して注文を執行。突発的な値動きによるリスクを最小限に回避する。複数の仮想通貨交換所を用いる場合も、各アカウントは同社が管理し、顧客はXthetaのアカウントとパスワードのみの管理で済むという。

また、月額3000円から始められる仮想通貨による定額積立サービスの提供も用意している。

これらは、専任スタッフが対面形式や電話などにて顧客に寄り添う形でもサポートをする。仮想通貨による中長期的な資産形成を提案・サポートしていくという。

Xthetaは、2017年12月に仮想通貨交換業者として登録された。当初より、国内の仮想通貨交換所を通して、仮想通貨取引を取り次ぐサービスを提供する予定だったが、登録を受けて以降、顧客の安全性確保を最優先し、これまで継続的にセキュリティ対策やサービス構築、情報管理態勢の構築を行うなど、社内体制の強化を図りながら準備してきた。準備期間2年以上を経て、サービスが開始する。