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デジタル証券基盤開発の米セキュリタイズ、ソニーフィナンシャルベンチャーズから資金調達

10社以上のSTO成功の実績評価か

(Image: Shutterstock.com)

デジタル証券の基盤を開発する米Securitize(セキュリタイズ)は、ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバル・ブレインの投資ファンドから資金調達した。グローバル・ブレインなどが2月4日に明らかにした。

今回の戦略的資金調達は、2019年9月に実施したラウンドの延長となる。同ラウンドでは、三菱UFJイノベーション・パートナーズや野村ホールディングスなどから1400万ドル以上を調達している。

米セキュリタイズは、ブロックチェーン技術を活用し、証券のデジタル化を目指す米国のスタートアップ企業。不動産向けのプラットフォームや、証券トークンによる資金調達(STO)用のプラットフォームを開発する。8月に米証券取引委員会(SEC)の認可を得ており、これまでに10社以上のSTOを成功させた実績があるという。

同社は2019年12月に国内企業のBUIDLを完全子会社化したほか、三菱UFJなど22社による「セキュリティトークン研究コンソーシアム」にも参加する。