仮想通貨(暗号資産)ニュース

ビットコインでの高速決済目指すLightning Labs、1000万ドル調達

初の有料プロダクト「Lightning Loop」β版をリリース

お詫びと訂正: 記事初出時、「Lightning Labsが2月5日に行った資金調達」について、「シードラウンドの資金調達」であり「Twitterジャック・ドーシーCEOらが出資者」とする誤った記述がありました。正しくは「シリーズAラウンドの資金調達」であり「ジャック・ドーシーとは別の投資家が出資者」となります。お詫びして訂正させていただきます。

(Image: Shutterstock.com)

Bitcoinのセカンドレイヤー技術Lightning Networkを開発するLightning Labsは2月5日、シリーズAラウンドによる1000万ドルの資金調達を実施したことをMedium上で明らかにした。調達した資金は、Lightningを用いた決済技術の開発とエコシステムの拡大に利用するという。

同日、Lightning Labsは「Lightning Loop」β版を公開した。Bitcoinのネットワークと、その第2レイヤーにあたるLightning Networkにおいて、ネットワーク間の送受金を円滑化する製品だという。同社が提供する最初の有料プロダクトとされている。

Bitcoinを用いた少額決済を実現するLightning Networkは、Bitcoinのファンとして知られるTwitter社CEOのジャック・ドーシー氏も大いに注目するところだ(関連記事)。ドーシー氏はLightning Labsが2018年に実施したシードラウンドの資金調達において出資している。また、氏が率いるブロックチェーン開発チームSquare Cryptoは、Lightning向け開発キットの製作に取り組んでいることを明らかにしている。