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TwitterジャックCEOのビットコイン開発部門、ライトニング主要開発者へ資金提供

匿名開発者は14年務めた本業を退職。オープンソースのフルタイムワーカーに

(Image: Shutterstock.com)

TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏がBitcoinのボランティア開発者を支援する目的で立ち上げた事業Square Cryptoは12月12日、ハンドルネーム「ZmnSCPxj」として活動する匿名開発者への資金提供を行った。同開発者は14年間務めた本業を退職し、今後はBitcoinとライトニングネットワークの開発のためにフルタイムで働くという。

ZmnSCPxj氏はライトニングネットワークやc-lightningの開発に2年間無償で貢献してきた人物。開発者向けのメーリングリストlightning-devでの情報共有などを積極的に行っているという。同氏のストイックな働き方から、「AIなのではないか」という噂もあるが、氏は今回の資金提供に際して改めて「ロボットではない」ことを強調している。

資金提供にあたって、Square Crypto側はZmnSCPxj氏に国籍や住所を一切問わなかった。氏が「GMT+8のタイムゾーンのどこか」に住んでいる以外の一切の情報を得ていないとのこと。指定の仮想通貨ウォレットアドレスへ、直接助成金の振り込みを行っただけの関係ということだろう。