仮想通貨(暗号資産)ニュース

「仮想通貨交換業」から「暗号資産取引業」へ。JVCEAが組織名を一部変更の方針

改正資金決済法に向けた定款変更について意見公募

(Image: Shutterstock.com)

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は2月19日、改正資金決済法の施行に伴う定款の変更を発表した。変更案について、3月13日まで意見公募を行っている。変更案は主に、「仮想通貨」の名称を「暗号資産」へ改めるものとなり、団体名を「日本暗号資産取引業協会」へ変更することも含まれる。

変更案では、協会の目的は「会員の行う暗号資産交換業及び暗号資産関連デリバティブ取引業の適切かつ円滑な実施を確保し、その健全な発展及び利用者の保護並びに投資者の保護に資すること」と改められる。また、現行の第1種会員は仮想通貨交換業者であるが、改正法に合わせ、カストディ業者、暗号資産関連デリバティブ取引業者も、申請資格を有することが明記された。

JVCEAは名称を改めた場合、英語表記はJapan Virtual and Crypto assets Exchange Associationとなる。略称のJVCEAについては変更がない。