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コインチェック、仮想通貨クアンタムを3月12日より新規上場

Qtum(QTUM)の送受金・売買など提供

(Image: Shutterstock.com)

コインチェックは3月6日、同社が運営する仮想通貨交換所Coincheckにて、仮想通貨Qtum(クアンタム)の取り扱いを3月12日から開始することを発表した。同交換所が取り扱う12番目の仮想通貨になるという。国内の仮想通貨交換所でのクアンタムの上場は同社が初めて。

クアンタムの通貨コードはQTUM。取り扱い開始後は、Coincheckのアプリ版およびWEB版にて、QTUMの送受金と売買が行える。また、「Coincheck貸仮想通貨」にも対応するという。

クアンタムは、2016年12月にQtum財団のオープンソースブロックチェーンプロジェクトで開発された仮想通貨。独自技術により、ビットコインで用いられている安全性の高い残高確認方式を採用しつつ、イーサリアムのスマートコントラクトを実装することができるため、「ビットコインとイーサリアムの長所を掛け合わせた仮想通貨」だとコインチェックは説明した。

クアンタムのネットワークは2500基程度(2月25日時点)のノードにより構成される。分布は約50%が韓国で、偏りは見られるものの十分な分散性があると言えるだろう。Qtum財団はフルノード運用者へのランダム配当プログラム「Qtum Galaxy」を定期的に実施しており、小さなハッシュレートでもインセンティブを受けられる機会がある。そのため、個人レベルでのノード運用が活発だ。