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株主総会の議決権行使をブロックチェーンで 〜インフォテリアが実証実験

 ソフトウェア開発・販売などの事業を手がけるインフォテリア株式会社は6月14日、同社の第20回定時株主総会においてブロックチェーン技術を活用した議決権行使の実証実験を実施することを発表した。同社の株主1万2693名に対し送付した株主総会招集通知に、ブロックチェーンを使った議決権行使書を同封。株主が投票用サイトにアクセスすると、株式保有高に応じたデジタルトークンを自動的に受け取り、各議案に対する賛否が投票できる。

 同社は実証実験の特長として、ブロックチェーンの特性により同社や信託銀行といった株主総会主催者関係者であっても票数の改ざんができないこと、投票期間中は24時間いつでも投票を受け付けられること、リアルタイムで集計が可能であること、特別なアプリを必要とせずスマートフォンやPCなどから投票可能であることなどを挙げている。将来的には、信託銀行などからのAPIにより、株主情報を得ることも想定しているという。

 投票期間は6月8日から22日まで。23日の株主総会後に投票結果は公表される。ただし、あくまでこれは実証実験であり、実際の株主総会の議決にこの結果は反映されない。なお、同社が株主総会でブロックチェーン技術の実証実験を行うのは、昨年に続いて2回目。同社は今後、金融用途に限らずさまざまな分野でのブロックチェーン適用を、技術側面から積極的に推進していくとしている。同社は一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)にも所属している。