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アエリア、仮想通貨で購入する「ブロックチェーン・トレカ」の第1弾「DYNAMIC CHORD」トレカの販売を開始

「ブロックチェーン・トレカ」販売サイト

 株式会社アエリアは7月18日、「ブロックチェーン・トレカ」の正式サービスを開始した。BitcoinまたはMonacoinの仮想通貨でのみ購入できる「ブロックチェーン・トレカ」第1弾として、人気乙女ゲーム「DYNAMIC CHORD(ダイナミックコード)」のデジタルトレーディングカードが販売され、購入したトレカで簡単なカードバトルゲームができる。また、同日には「ブロックチェーン・トレカ」などブロックチェーン上のデジタル資産(アセット)の取引をユーザー同士が安全に行える「ブロックチェーンエスクロープラットフォーム」のサービスも開始した。

 今回販売された「ブロックチェーン・トレカ」は、ゲームやテレビアニメで人気の「DYNAMIC CHORD」に登場する16名のキャラクターのトレカ。各キャラクターのトレカは、それぞれ100枚限定となる。トレカが完売となった場合は再販の予定はなく、それ以降は「ブロックチェーンエスクロープラットフォーム」などを利用して、ユーザー間で取引することになる。

第1弾「DYNAMIC CHORD」は16種類のトレカ

 「DYNAMIC CHORD」のトレカにはそれぞれ属性があり、使用するカードや属性による相性と、画面をタップするタイミングで勝敗が決まるミニゲームをプレイできる。ゲームに勝つことでポイントがたまり、一定のポイントがたまったカードはレベルが上がり、カードに豪華なエフェクトが付加され、カードを眺めるたびにキラキラする効果が現れるようになっている。ただし、カードの属性、ゲームのポイント、付加されるエフェクトは「ブロックチェーン・トレカ」のゲーム内でのみ利用されるもので、実際にブロックチェーンに記録されないことから、カードのトレードなどで所有者が変わると、それらはリセットされる仕組みになっている。

 「ブロックチェーン・トレカ」は、第1弾「DYNAMIC CHORD」のキャラクターを皮切りに、今後も魅力的なキャラクターや作品のラインアップを増やしていく予定だという。

実際に「ブロックチェーン・トレカ」を購入してみた

 「ブロックチェーン・トレカ」を購入するには、BitcoinまたはMonacoinどちらかの仮想通貨が必要になる。仮想通貨の準備ができたら、「ブロックチェーン・トレカ」販売サイトにてユーザー登録を行い、アカウントを作成する。

アカウントを作成してログインすると、カードの詳細を見ることができる

 また、購入したトレカを受け取るために、NEM(XEM)に対応したウォレットの受信用アドレスが必要になる。準備として、パソコンの場合は「NanoWallet」、スマートフォンの場合は「NEMWallet」といったウォレットをインストールし、受信用アドレスを取得しておく。これらの情報については、「ブロックチェーン・トレカ」販売サイトに掲載されているので、あらかじめチェックしておこう。

ウォレットの受信用アドレスを登録すると、初めて購入ボタンが現れる

 ウォレットを用意し、受信用アドレスを取得後、「ブロックチェーン・トレカ」販売サイトのマイアカウントに、取得した受信用アドレスを入力すると、ここで初めて購入ボタンが現れ、トレカが購入可能になる。今回は、城坂依都(YORITO)のトレカを購入することにした。

 購入ボタンを押すと、その時点の仮想通貨の相場からトレカの金額が決定し、同時に送金用アドレスが表示されるので、トレカを購入する場合は仮想通貨をそのアドレスに送金する。この後の作業は、自身の仮想通貨交換所の口座、もしくは仮想通貨を実際に保存しているウォレットから、先ほどの送金用アドレスに、必要な金額分の仮想通貨を送金する作業を行う。ちなみに仮想通貨の送金には、10分~30分程度、場合によってはそれ以上の時間がかかることを覚えておこう。

 送金後、しばらくしたら「ブロックチェーン・トレカ」販売サイトのマイメニューから、所持カードの項目をチェックしてみる。送金が無事に完了すると、晴れて購入したカードが表示されるはずだ。

購入完了!! カードにSAMPLEという文字が表示されていないのがわかる

 以上で、「ブロックチェーン・トレカ」の購入は完了。トレカの購入後は、「ブロックチェーン・トレカ」販売サイトからカードバトルゲームに参加可能になるので、購入したトレカを使って、そちらも遊んでみよう。

トレカを持っていないと遊べないカードバトルゲーム
勝てば勝つほどポイントがたまっていくミニゲーム

 なお、仮想通貨の特徴として、送金用アドレスなどが間違っている場合、仮想通貨を紛失しててまうことがあるほか、トレカの受信用アドレスが間違っているとカードを受け取ることができないので、送金用アドレスやトレカ受信用アドレスについては、慎重に扱うことが必要だ。