仮想通貨(暗号資産)ニュース

コインチェック、2段階認証を8月30日より必須へ

スマホ向け仮想通貨交換所アプリも同日アップデート予定

 仮想通貨交換所「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は、2段階認証を必須とする意向であることを表明しているが、その実施日を8月30日に予定していると発表した。ログイン時にはGoogle AuthenticatorまたはSMS、送金時にはGoogle Authenticatorによる2段階認証が必要となる。また、スマートフォン用の仮想通貨交換所アプリのアップデートを同日に予定していることも併せて発表し、最新版を使っていない場合には9月3日に強制アップデートを適用するとのこと。

 コインチェックでは現在、ログイン時にGoogle Authenticatorを利用した2段階認証が利用可能だが、それに加えて、SMSによる認証機能が追加される。8月30日より、ログイン時に通常のID・パスワードによる認証に加えて、Google AuthenticatorもしくはSMSによる2段階認証が必要になる。また、仮想通貨の送金を行う場合は、Google Authenticatorによる2段階認証が必要になるという。

 そのほか、登録している電話番号が変更となっているユーザーや、電話番号が未登録となっているユーザーは、早めの登録・変更手続きを呼びかけている。法人ユーザーなど、固定電話の番号が登録されている場合や、SMSにて認証が行えないユーザーは、Google Authenticatorの有効化が必要となる。有効化されていない場合にログインを行うことが不可になるなど、いくつかの注意事項を挙げている。