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TECHFUND、ICO/STOアクセラレータープログラムでスタートアップの国外拠点進出を支援

起業家による国外ICO/STOを総合支援、日本マイクロソフトも技術支援やAzure環境でサポート

 スタートアップ支援の技術投資ファンドなどを手がける株式会社TECHFUNDは10月9日、国内初のICO/STOアクセラレータープログラム「ACCEL PROGRAM for ICO/STO」の一般募集の開始を発表した。ユナイテッド株式会社、アステリア株式会社(旧名:インフォテリア)、野村インキュベーション投資事業有限責任組合などが出資するTECHFUND社は、すでに海外プロジェクトにおけるICO支援の実績があるが、国内案件についても国外拠点進出のサポートをする形でICO/STO支援を実現していく。

 現在、ICOを適法、適切に実施するには、国内ではトークンの法的位置付けや自主規制についての議論や結論が待たれるため、難しい局面にある。一方で世界的に見ると、2018年に680件のICO/STOプロジェクトが資金調達し、総額198億ドル(2兆1000億円相当)を上回る結果だという。特にSTOは、金融商品関連法令にのっとり、金融商品としてトークンを発行し資金調達を行う新たな方法として注目されている。TECHFUND社は、今後もこの市場の発展を健全な形で加速させていくとのこと。

 「ACCEL PROGRAM for ICO/STO」の目的は、独自のICO/STOに向けた総合支援で国内外のスタートアップをサポートすること。海外でのICO/STOを検討している国内外のスタートアップであれば、起業前の個人、チームでの応募も可能だという。

 支援内容としては、ブロックチェーンの特徴を活かしたビジネスモデルの設計やトークンエコノミーの設計支援などを行う。また、適切な内容でICO/STOが実施できるよう専門性を有する弁護士を紹介し法律面でのサポートも行うほか、各国のICOの状況を常に調査し、適切な国での会社設立支援まで行う。開発面では、TECHFUND社が展開するブロックチェーンアプリが作成できるクラウドサービス「ACCEL BaaS」による開発支援や、日本マイクロソフトが技術支援やMicrosoft Azureなどのクラウド環境をサポートする。

 TECHFUND社は大手メディアと連携したICOメディアを10月中に公開予定で、そのメディアでICO/STOのプロジェクトを取り上げるという。ICOのプロジェクト概要については日本語の記事でも紹介するが、格付け情報など投機的な部分を含めた内容については英語メディアで紹介する予定になっているとのこと。

 なお、当然のことだが、これらの各サービスは法律で許容される範囲でのみ行うとしている。