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メタップス、事前登録20万人超えのブロックチェーン活用ゲーム「DIG STAR」を11月に154か国で配信

キャラの売買を可能にするデジタルアセット取引プラットフォーム「TEMX」も同時発表

プラットフォーム「TEMX」(プレスリリースより引用、以下同)

 株式会社メタップスの連結子会社で韓国・ソウルに本社を置くMetaps Plus Inc.(以下、メタップスプラス)は10月15日、ブロックチェーン技術活用のモバイルゲーム「DIG STAR」を11月に公開すると発表した。事前登録者数が既に20万人を突破しており、全世界154か国を対象に11月にオープンベータを開始する予定だ。また、「DIG STAR」でのキャラクターの売買取引で活用するデジタルアセット取引プラットフォームとして、新たに「TEMX」についても同時に発表した。

 「DIG STAR」は、自分だけの惑星を育てることができるカジュアルゲーム。ゲームにはさまざまな容姿・能力を持つクリーチャーというキャラクターが登場する。プレイヤーは能力の高いクリーチャーを保有することで、ゲームを効率良く進めることができるようになるという。また「クリーチャー融合システム」を使い、収集したクリーチャー同士を組み合わせて、より強いクリーチャーを生み出すことも可能だ。

 「クリーチャー融合システム」で生み出されるクリーチャーは、約500万種類にもおよぶという。ゲームではこれらのクリーチャーをコレクションすることができ、さらにはオンライン取引所を通じてユーザー間でクリーチャーを売買することが可能になるという。その取引を実現させるのがデジタルアセット取引プラットフォーム「TEMX」とのこと。

「DIG STAR」に登場するクリーチャーは約500万種類

 「TEMX」は、こうしたゲームキャラクターなど、さまざまなデジタルアセットを取引することができるマーケットプレイスの構築を目標に開発されたプラットフォームだという。メタップスグループは、TEMX上で取引できるデジタルアセットを増やすために、今後は他社が作るブロックチェーンゲームやデジタルアセットを発行する企業とパートナーシップの締結を進めていくという。すでに「DIG STAR」のクリーチャー以外にも、複数のゲーム会社のゲームキャラクターの取り扱いが予定されているとことも明らかにした。

 今後「TEMX」は、デジタルアセットを1つのプラットフォーム上で安全に売買できるように、さらなるUI/UXの研究および決済サービスについて追加提供予定とのこと。ブロックチェーンの活用で、透明性のある取引の提供を目指すという。また、デジタルアセットや販売者のレビュー、標準化されたデジタルアセットカタログ、売買のマッチングなどの機能についても提供を検討しているとのこと。

 なお、「DIG STAR」のゲーム内容については「メタップスのブロックチェーン活用ゲーム『DIG STAR』が事前登録開始2日で12万人突破」の記事でも紹介しているので併せて一読いただきたい。