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東京大学にブロックチェーンイノベーション寄付講座を設立、イーサリアム財団が支援

三井住友フィナンシャルグループやマネーフォワードなどの企業が参画

三井住友フィナンシャルグループは11月20日、東京大学で大学院工学系研究科と共同で「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」を11月1日から開講したと発表した。ブロックチェーン技術と起業・経営ノウハウを学ぶ場を学生に提供し、ブロックチェーン技術の研究開発、ビジネスと親和性の高い汎用ブロックチェーン技術の開発を目指すとしている。本寄付講座は、Ethereum Foundationが支援する。

「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」は、人材発掘・開発、技術開発、社会実装が軸となる。フィンテックを含むブロックチェーン技術に関する集中講義のほか、ビジネスモデルコンテストの主催、学内外で同技術に興味がある情報数理系に突出した才能を持つ学生を支援する。ブロックチェーン技術の改良と実証実験にも取り組み、ビジネスモデルに最適なブロックチェーン技術を開発するとしている。

本寄付講座は、東京大学の大学院工学系研究科、本郷キャンパス3号館に2018年11月1日から2021年10月31日まで設立される。東京大学の大学院工学系研究科・技術経営戦略学専攻・茂木源人准教授が担当教員を務める。株式会社グッドラックスリー、株式会社ジェイ・エス・エス、株式会社ジッパー、株式会社ホットリンク、株式会社マネーフォワード、株式会社三井住友フィナンシャルグループなどの企業が参画するほか、Ethereum Foundationが支援する。