仮想通貨(暗号資産)ニュース

SBIの仮想通貨交換所VCTRADEが板取引開始を7月に延期、レバレッジ取引は国会規制審議後に予定

レバレッジ取引等規制環境の変化に即した安全性強化のため延期を決定

(Image: Shutterstock.com)

 SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社が運営する仮想通貨交換所「VCTRADE」は、3月開始を予定していた取引所形式の仮想通貨取引(板取引)を2019年7月に延期する。これは、3月6日に開催されたイベント「大和インベストメントコンファレンス東京 2019」にて、SBIホールディングス株式会社・代表取締役社長の北尾吉孝氏がプレゼンテーションで明らかにしたもの。また、レバレッジ取引については、通常国会での仮想通貨に関する規制審議を経て、証拠金倍率の規制審議後に実装予定だという。

 北尾氏は、板取引による取引所形式については、レバレッジ取引等規制環境の変化に即した安全性強化のためのプライベートクラウドを導入するとし、それに伴いサービスの開始予定日を当初の3月予定から7月に変更するという。仮想通貨交換所「VCTRADE」については、顧客資産の保全を第一に引き続きサービスを拡充していくとのこと。