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ソニー、ブロックチェーン・AI活用の音楽制作基盤「soundmain」ティザーサイトを公開

音楽著作権の登録を効率化。複数権利者の同意をブロックチェーン上に記録

soundmainのティザーサイト(プレスリリースより引用)

 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは4月5日、開発中の音楽制作プラットフォーム「soundmain(サウンドメイン)」のティザーサイトを公開した。サウンドメインは、ブロックチェーンやAIなどの最新テクノロジーと、ソニーミュージックグループが持つ音楽制作や権利情報処理のノウハウを活用した、新しい音楽制作プラットフォーム。今後はティザーサイトを通じて情報発信を行っていくという。

 ソニーグループは2018年10月に、「デジタル著作物の権利処理向けブロックチェーン活用システム」を発表していた。電子データの作成日時を証明する機能、ブロックチェーンによって事実情報を改竄困難な方法で登録する機能、既に登録済みの著作物を判別する機能という3点を備える。

 サウンドメインは、同システムに音楽著作権の登録機能を追加し、音楽クリエイターの権利情報処理に関する作業効率を高めた新システムとのこと。複数権利者間の同意をブロックチェーン上に記録する機能、それらの記録を利用して著作権の登録を効率的に処理する機能を搭載するという。なお、AIテクノロジーを活用した領域は現在開発中としている。